Last Updated 2009.06.11

保存番号517番

【メーカー】不明
【記録した場所】群馬県伊勢崎市K公園
【記録した人】271828
【種別コンクリート製〜特殊型〜具象系、靴型、中型


 大変ご無沙汰しております。なかなか保存館向けの滑り台に出会えなかったのですが、昨日やっと「赤い靴滑り台」に出会えました。

 滑り台は人研ぎ、階段はスチールです。この大きさから私は「ジャックと豆の木」に出てくる巨人を連想してしまいます。靴を貫通する トンネルはなぜ作られたのでしょうか?

 この公園の情報は以下で仕入れました。
http://www.go-isesaki.com/Park_Kasu.htm
この記事を見て広い公園を想像していましたが、実際に行って見るとそれほどでもありませんでした。
(以上、271828様御投稿メールより引用)

靴をモチーフにするなら、内側を空洞にすれば良かったのにと思う。誰でも思うだろうし、当然制作者だって考えた事と思う。
にもかかわらず、最終アウトプットがこのようになったのには、どのような経緯があったのか。
以下想像。

1、技術的に無理だった。
→空間を設けると脆弱になる等
2、外部からの視線を遮断された空間を作ることへの懸念。
→内部でよからぬ事をされたり、住み始める人が現れたり。
3、現場の独断
→「めんどくせえから中空じゃなくてムクにしちゃうぜ」的な

あるいは、元々は中空だった可能性もある。というのも、もともとはトンネルなどを設けた築山だったものが、なんらかの理由で後から穴を塞いだという例もあるからだ。
滑降部と階段は、滑り台としてごく一般的なパーツ形状をしているので、一般的な単式台の、支柱とデッキ部分のみにコンクリートにて装飾した物件とも考えられる。

真実はいかに。


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