【メーカー】前田屋外美術株式会社(推定)
【記録した場所】埼玉県三郷市戸ヶ崎なかす公園
【記録した人】北枕様
【種別】コンクリート製〜特殊型、抽象幾何系、中型
この石の山は割と新しいようで、その為か他の石山よりも形状があっさりしているような気がします。
公園の名前どうりに川の中州にある為に狭く、全体が入らないので対岸から撮りました。
(北枕さんのメールによる投稿より)
北枕さんの指摘通り、前田屋外美術(現前田環境美術)製の石の山であるが、確かに通常とは微妙にフォルムが異なる。
それはこちらのスタンダードな物件と見比べてもらうとわかるかもしれない。
まず、大多数のタコの山もしくは石の山には、向かって正面の中央滑降部右側に、ややカーブした細い滑降部が並行して存在しているのだが、この物件にはそれがない。
次に、滑降部向かって右の穴は通常、本体上部からトンネル状につながる半螺旋滑降部となっているのだが、この物件は単に真後ろに繋がるトンネルとなっている。
狭い敷地に設置する為なのか、366番ほどではないがパーツを略したコンパクトな物件となっている。
ちなみに滑降部両側が後ろに突き抜けるトンネルとなっている物件が過去にもう1つあった。公園の敷地移動により撤去された旧神明児童遊園のタコである。
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