Last Updated 2003.06.07

保存番号147番

【メーカー】前田屋外美術株式会社
【記録した場所】埼玉県川越市M第n公園
【記録した人】D-one様(コメントは酉)
【種別】コンクリート製〜特殊型〜具象系、タコの山、大型


069番と一緒にお見せ頂いた物件だったのだが、当時の自分は「タコの山は既にあるから再録する必要は無い」などと考え、保管庫への集録を見送った。
しかし、タコ駄目化が進行した現在の自分の観点においては、以前の自分が思いもよらなかった価値観を与えるのである。

まずもっとも特徴的なのは、鮮烈とも言える深い青の塗装である。言葉だけで聞くと「青いタコ」なんてとんでも無いと感じるのだが、実際に見せられると納得させられてしまう。それは、「タコの山」という製品が本来、写実的な模倣としてのタコの再現ではなく、象徴的にタコを印象付ける間接的なアプローチをとっているからでは無いかと思われる。

形状は、既に集録した他のタコ達と比較し、もっともシャープな印象を受け、無機的ですらある。そこらへんも、青という塗装にさほど違和感を感じない理由かもしれない。

D-one様の滑り台記録ページへ

保管庫10 / 種類別目録 / 146番←→148番