●「タコの山」って何?
これのことです↓
昭和40年代あたりから量産されはじめたコンクリート製(人研ぎ、=人造石研ぎ出し仕上げ)の滑り台です。
塗装、形状などは、所在地によって微妙にローカライズされており、その傾向は年を経て改修が行われる度に大きくなっているので、同じものは一点も無いと言っても差し支えないと思います。
正式な製品名を「タコの山」というそうですが、「タコ山」「タコ滑り台」「タコスライダー」など様々な呼ばれ方をされています。
「タコの山」がある公園は、市の決めた正式名とは別に「タコ山公園」「タコ公園」「タコチュー公園」などと呼ばれる事が多く、ランドマークとして近隣の住民に親しまれているようです。
●誰が作ったの?
前田屋外美術株式会社(現在は前田環境美術株式会社に社名変更しているようです)という、景観・公園施設関連の設計・製作・施工を行っている会社です。
デザインは、彫刻家であり、現在美大教授でもある方が担当されたという話です。
●全国にどれくらいあるの?所在地は?
100箇所以上に設置されたそうですが、メーカーにも記録が残っておらず、正確な数等はわからないという話です。以下に、ネット上をgoogleにて検索して住所を特定できたものをリストアップします。
なお、ソース元としたページに直リンクしており、ホームページ名とサイト管理者については触れていないことを、この場にてお詫びします。ごめんなさい。
→全国「タコの山」設置リスト
(2009年2月追記:現在もっとも充実したタコの山調査記録は、D-oneさんの滑り台記録内のタコの山indexです。)
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