Last Updated 2004.01.31

保存番号397番

【メーカー】前田屋外美術株式会社???
【記録した場所】大阪府吹田市出口町K公園
【記録した人】へりおす様(コメントは酉)
【種別】コンクリート製〜特殊型〜具象系、タコの山??、大型


タコの山…なのだろうか??

部分部分では、タコの山らしきパーツは揃っており、全体のシルエットも、確かにそれらしくなっている。しかし、やはり違うのだ。

タコの山という製品は複雑な形態をしている。原型であった「石の山」という名が示す通り、コンクリートの小山が連なって大きな塊を形作っている。
しかし、それぞれの山はただの寄せ集めではなく、大きなフォルムが枝分かれしていってやがて大きなうねりとなるような流れが存在する。
だが、この物件には、それが明らかに欠如しているのだ。

このタコの山(?)からは、パーツ単位で個別に作成し、あとから積み木を乗せるように組み上げたかのような、ちぐはぐさが感じられる。

詳しい点はへりおすさんのレポートに譲るが、実物を知っていれば誤りようの無い形状に対する解釈の違いも多々見られる。
前田屋外美術が制作を担当したものとは信じがたいのだが、真相ははたして?

詳細は、へりおす様のレポートをどうぞ。

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