【メーカー】不明
【記録した場所】福岡県I市
【記録した人】ウシジマ様(コメントは酉)
【種別】金属製〜特殊型〜具象系、ロケット型、滑り面人研ぎ仕上げ、大型
「画像は、山の上の公園に鎮座しているものです。
そう言えば、滑り面は人研ぎでした。」
(uhiさんの掲示板への投稿より)
047番と近似したデザインコンセプトを持つ「ロケットタワー」。
規模はやや大きめ。内部構造は、ほぼ同じ。最大の相違点は、1/2回転の旋回式滑降部を2つ持っている点にある。
螺旋型の滑り台は、直線型に比べ優雅な印象があるが、本体に巻きつくかのようなデザインは、ロケットが渦を巻き上昇していくイメージも与えている。
また、本体を地面高く持ち上げる4枚の羽根が、前述のイメージを一層高める効果を上げている事は言うまでも無いだろう。
大きくラウンドした先端形状は、葉巻型の胴体を含めコミカライズの結果であろう。ロケット本来の持つ先鋭的なイメージとは相反するが、この場合は重量感を与える事に成功している。
形状の模倣に留まらず、動感の演出まで踏み込んでいる点において、本物件は、遊具が持ちえる視覚演出の可能性を雄弁に示したと言って良いのではないか。
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